HiHiJetsよ、嵐を歌え

 

 

少年よ、大志を抱け的なタイトルでございますが。

ジャニオタなら(ジュニア担なら99.9%)自分の推しにあの曲やらせたい〜〜って思うことあるよね?

わたしは仕事中そんなことばっかり考えてます。

そんな欲に塗れたオタクの願望をメモ程度にリストアップしてみようという有休を存分に使ったはてブロです。

今回は嵐編。V兄さんとかエイトとかもいつかやる。

まあHiHiJets×嵐は絶対の信頼があるからね。

もう何歌って貰ってもいいんですけどね(初っ端から企画投げるな)

 

 

 

テ・アゲロ

 

いやもうこれはHiHiJetsのために作られたのでは?(違います)

サビはもちろんだけど煽りが『ハイ!ハイ!』なのは絶対にHiHiJetsのためだと思わん?(違う)

わたしはハウズ育ちのオタクなのでハウズでやった曲は基本脳内ではいはいちゃんにやらせてますがテ・アゲロには敵わん〜〜

This is la tormenta steelo !
ya know my steelo.
Do that shit! Do that shit !
Hit it

ここは間違いなく猪狩さんですね。

きっと大丈夫とかはいはいちゃんたちが嵐の曲をやる度に思うけど猪狩さんは櫻井くんがやるラップめちゃくちゃ似合うんだよな!

“Sexy!” 胸に刺さる牙
“Sexy!” 皆 CHEEVA CHEEVA
“Sexy!” U like da god of shiva
手挙げろって sexy senorita!

途中の過去の部分も絶対に猪狩さん。

猪狩さんにセニョリータ言わせてえ。

もしも明日 街ですれちがっても
気付かないくらい セクシーに Oh

ラスサビ前の大野くんパートは作ちゃんに。

きっとここは作ちゃんがいい味出してくれる。

信頼と実績の作間!(圧が凄い)

あと個人的にはハウズで来るあの安っぽいテロッテロの(やめなさい)衣装を5人に着せたい。衣装さん見てる〜〜〜〜?

そして確実にイントロの煽りで優斗の喉は死にます。

 

 

15th Moon

 

はいはいちゃんがあんまりやったことない曲調な気がするので是非やってほしい一曲。

ローラーじゃなくてダンスでやってほしい。

ローテンポのダンス曲が似合うからこそやってほしい。

今夜を 孤独な 君まで 巻き戻せるなら

ここは絶対に瑞稀に歌わせたい。

全体的に瑞稀が好きそうな世界観なので(知らんけど)瑞稀メインでお願いします〜〜

 

 

Blue

 

ハウズ特集なの?と思われそうですがこれで最後ですのでお付き合いください。

申し訳ねえがこれはもう曲が勝ちです。

なのではいはいちゃんがやったら優勝です。(とは)

作ちゃん絶対ピアノで伴奏してください。白いグランドピアノでしてください。

淡いブルーのスカートが
夕暮れの丘に たなびく
ぼんやりと考えてみた
永遠って こんなもんかなぁ

歌い出しの二宮くんパートは瑞稀に。絶対にいい。

「恋は いつか 終わるよ」 と
遠い目で 君がつぶやく
聞こえないフリをしてたの
気付いてくれたかなぁ

甘酸っぱ〜〜無理〜〜えも〜〜な大野くんパートは橋本さんに。恋はいつか終わると言われた橋本さんやばくないっすか?絶対終わらせたくないんだけど?(願望がすごい)

何度目かの桜の花びらが
ゆらり風に舞った
時が経っても変わらない
想いがここにある

Bメロはそやゆとに。個人的にそやゆとの声の重なりがめちゃくちゃ好きなのでその2人にここのパートを歌わせたいのは切なる願い。

逢いたくて 逢いたくて
夢で君を抱きしめてみる
追いかけて 追いかけて
深い迷路を さまよってる
逢いたくて 逢いたくて
夢じゃない本モノの君に
逢えなくて 逢えなくて
行き場のない想いに溺れてる

そうなんだよ〜〜曲が勝ちなんだよ〜〜(2回目)

この切ない曲をはいはいちゃんにやらせたいんだよ〜〜

これ歌われたら多分一回はいはいちゃんと失恋できるよな?

逢いたくて 逢いたくて
夢で君を抱きしめてみる
消えなくて 消えなくて
残り香が まだ漂ってる
逢いたくて 逢いたくて
夢じゃない本モノの君に
せつなくて せつなくて
あの淡いブルーが滲んでく

二番のサビもめちゃくちゃ切ないし最後のワンフレーズがすごい好きなのでフルサイズで歌ってくれたらとてつもなく喜びます。

 

 

眠らないカラダ

 

なんでこう嵐兄さんの昔の曲はメロディがおしゃれでかっこいい曲が多いんでしょう!

Break Down 重さに耐えかね 喘ぐ俺を

ここの大野くんパートは優斗に。

この曲の歌詞が全体的に葛藤というか悩んでるのを表現してるように思えるのでそういうのを表現するのが上手な優斗にこの曲はセンター張ってもらいたいです。

夜空に浮かぶ月 見上げ こぼれ落ちた

でも落ちサビは猪狩さんでもいいな〜〜情景がすごい綺麗なのでそこはなんか優斗じゃない気がする(悪口じゃないよ)

 

 

ハダシの未来

 

逆にまだやってなかったの?ってくらいはいはいちゃん似合いませんか?この曲。

というかスタンドマイク×HiHiJetsは絶対裏切らないってOne Love先輩が言ってたので。

パートはお兄ちゃん組と弟組に分けたいですね。

ずっと忘れてた 臆病な毎日に
閉まったままの情熱で 崩れかけてた夢

ここは絶対にそやりゅとです。絶対に。

ニコニコしながら歌ってる弟たちがめちゃくちゃ想像できる。というかやってなかった?(ない)

歪みそうだったこの世界が ちぎれてく曖昧に
一秒ごとの瞬間を 笑いあえるんならいい

ここははしみずゆとですね〜〜お兄ちゃんたちが笑い合えるんならいいって言ってくれたらもうそれでいいと思います。

コトバじゃなくて ウワべじゃなくて
飾らないでいるから
はしゃいだ胸の憧れは ずっと同じさ

そしてラスサビの歌詞が五人のことを指しているようでめちゃくちゃにエモい。なんかこれ書きながら泣きそうになってきた(大袈裟)

ここの本家振りが真ん中から順々に両手あげる振りなんですけどそれも含めていいから本当にやって。

 

 

Rain

 

大野大先生のソロなんですけどこれはまじで作間早くやれ!!

静かな夜にで大野くんソロをする作ちゃんの良さはわかっているのでそれを踏まえた上でRainをやらせたい。

雨の音響く 君の声消えた
受話器の向こうに

君は誰といるの? 秘密を隠して
僕に好きと言う

くちびるを ぼくのそれ重ね
抑えて 抱き寄せる

A〜Bメロまでの運びがめちゃくちゃ気持ちいいんですよこの曲の。ここまでを小道具とか使ってもいいから歌詞の意味に沿って踊ってほしい。

赤いルージュの グラスのあと
心に刺さるような 痛み残し Yeah!

作ちゃんに心に刺さるような痛み残したくない?

yeah!の高音のところ作ちゃんの声で聞きたくない?

作ちゃんわたしはいつでも待ってます(誰担だよ)

一人危ない目で走り出せ作間!!!

 

 

EYES WITH DELIGHT 

 

Eyesといえば?Eyes of the future?

もちろんはいはいちゃんのあいずもいいけど嵐兄さんのあいずもいいんですよ!(大声)

涼しげな口紅も
君に似合ってる
ショーウィンドウで背中の
羽を隠す仕種

情景が綺麗な歌詞は瑞稀に歌わせたくなるのは何故でしょうか。やはりキラキラアイドルのイメージが強いからかな。

さらさらさらさらと
ゆれて靡いて
香るは緑なす
君の黒髪

黒髪の女が似合うのは橋本さん(勝手なイメージ)

あと橋本さんにさらさら言わせたい。

A to da r.a.s.h.i
「A to da r.a.s.h.i」
Let me hear u say ah hey ladies
「I'm just gonna say ah hey men」
party night keep it going on and on
「party night keep it going on and on」
say ho
「ho」

あとここのやりとりがはいはいちゃんとやりたい。猪狩さんの煽りが見たい。

A to da r.a.s.h.iのところ猪狩さんならなんとかはいはいバージョンにしてくれそうなのでお願いします(他力本願)

 

 

秘密

 

いや逆に髙橋優斗まだやってなかったの?(二回目)

二宮大先生の秘密まだやってなかったの?

四人後ろに付けてまだやってなかったの?

絶対合うから早くやりな?絶対合うから!!!

それを僕が癒せるなら 手をかざしてパワー分けてあげたい

ここの歌詞がすごい優斗っぽくて好き。

自分のことじゃなくて相手のことを優先的に考えてくれる感じね。

ちなみにこの曲の作詞作曲は磯貝サイモンさんです。あれ?サイモン??

 

 

RIGHT BACK TO YOU

 

すいませんまだまだ続きます。

ライトセーバー使ったときのRBTYの衣装はいはいちゃんに降りてきてるんすよね!あのキラキラ和装のやつ!

RBTYはわたしの中だとBeastと同じポジなのでガシガシ踊ってください。本家のハンドル回す振り大好きです。

四季折り再び Bounce baby
freaky freaky freaky night dance baby
触れ合った手で高まる mayday mayday
俺らライトの海から Thanx baby

明くる晩もまだまだ包囲内
だからって隙あらば逃げる事を理解

人々連れ 開拓宇宙
I'll coming right back to you

この曲はまじでラップがかっけ〜〜〜〜しプラス途中で大野くんも入ってくるからずきうやを召喚。

間違いなくいいです絶対いいです。

 

 

Love Situation

 

まあもう瑞稀がだぁどらで『チカヅキタイ』って言ってるしやる日も近いよな!きっと!!

本家振りでやってほしい〜〜フルサイズで!

もち合わせたちっぽけなプラン 使いようもない

のところの振りをわたしはどうしてもさくみじゅにやらせたい。ということで前半ダンス組は自然とそやゆとりょになりますね。なんだか新鮮。

言い出せなくても構わないなんて
恋するチカラに敵わないんじゃない

その眼を心に向ければ
そうそれが ふたりの近道だから
素直な自分を曝け出し
愛する事を諦めない
始まっていく その夢に少しずつ

チカヅキタイ

Cメロがとてもいい〜〜素敵〜〜〜〜

チカヅキタイは申し訳ないですが瑞稀のものです。

愛することを諦めない猪狩さんもよくないすか??

 

 

 

Song for me

 

これまた大野大先生のソロですがこちらは猪狩さんに。

もちろん猪狩さんが作るラップの世界観も好きなんですけどジュニアの時しかできないから是非先輩のソロをやってる姿も見たいんです(猪狩担の本音)

自分でも言ってたけど意外と高音が出るので大野くんのソロも歌える気がするんだよな〜〜

あと踊れるからさ実は(実は)

ジャケットにシャツにパンツにってちょっとカチッとした衣装でさ。

間奏ちょっと踊っちゃったりしてさ。

え〜〜猪狩さんちょっと一回ラップお休みしてみませんか?(大きなお世話)

曖昧な事ばかりが 夜明けの迷路彷徨いながら
夢がさめてしまっても 忘れないよ

Cメロの忘れないよ〜〜の伸ばすところ絶対猪狩さん上手い自信しかない(参考:Make You WonderのOh yeah)

 

 

Hello Goodbye

 

わたしはあえて相葉大先生の曲を瑞稀にやらせたいんですよね〜〜〜

ご機嫌いかがですか? 元気にしてますか?

この歌詞から始まるのめちゃくちゃよくないですか?

あの瑞稀にご機嫌いかがですか?って聞かれるのめちゃくちゃよくないですか?

むしろ瑞稀はご機嫌いかがですか?(やめろ)

まわりまわる時よ この世界踊れ
めぐりめぐる星を いま両手に集めて
誰のために歌うの? 君の声がよんでる
全てが始まるHello Goodbye

サビが素敵だ〜〜さすが100+師匠!さすがっす!

歌詞がすごくキラキラしてて瑞稀に似合うと思うんですよね。

誰のために歌うの?って瑞稀が歌うのエモくないすか?

 

 

 

PIKA☆NCHI

 

これは橋本さんソロでやってほしいな〜〜

5×10の時に相葉くんがソロでやってたけどこの曲の雰囲気が橋本さんに似合う気がする。

橋本さんは男臭い曲がイメージ的に合うので治安悪めな曲ばっかり当てはめちゃうんですけどその中の一曲がPIKA☆NCHI

抱きしめて 抱きしめて
壊れたら
拾い集めて

ここめっちゃ男臭くてよくないですか??

壊れたら拾い集めるところよくないすか??

旅をして 旅をして
君と逢う
その日のために
求め合う 求めあう
失くしても
前を向けばいい

ラスサビもというか曲全体的に前向きでガツガツ進んでいく感じがあるので好きです。

あえてめちゃくちゃシンプルな衣装でただただ歌うだけの橋本さんのステージ見たい。

 

 

let me down

 

なんかやっぱり嵐兄さんメロディお洒落な曲多くない??

れみだんは演出も含めていい!別れるのがいい!

いつでも君のコトバ 裏腹で チープな物言いで責めても
どうせ心変わりの途中で 拠り所探してるエブリデイ

これはそやゆとですね。なんかなんとなくだけど。

そやゆと歌ってるのがぱっと頭に浮かんだ。

甘過ぎ… 密の味で翻弄の日々 いつまでも続く線路と
僕の理想も 夢のまた夢に なりそうなワンダー

となるもさくはしみずなんですけど三人に甘過ぎって言わせたいので採用。

自由気侭我が侭為すが侭

いつまでもそれで困らせて
僕の理想が 夢のまた夢に

なってもワンダー

2番のAメロはこんな感じかな?

優斗に自由気侭我が侭為が侭って歌わせたい。

夢と現実行き交う
その甘い声を聞きたい
地に這う日々には意味なく
この瞬間(とき)だけなら
君が指揮官babe

このままオールナイトロングha ha
it's妄想なのまた
うわのそらのまま
Don't let me down girl

まあ正直この曲を選んだのはラップを猪狩さんに歌ってほしいからってのもあります。さーせん。

Don't let me down girlのところ猪狩さんどうやって歌うか気になりません?えっ無理。気になる。

 

マダ上ヲ

 

最初に言いますがこの曲も猪狩さんにラップを歌わせたいが選考基準となっております。

"なぁ…
もう二人でどこか隠れよう"
ゆるやかにslow うなずくまつ毛(oh)
月の射す窓
わずかに顔
ほとんどが見えずにshadowなの(嗚呼…)

また天井が傾く
身体が心を欺く(たかぶる)
唇が足りず...してもしても
理性をリセット
It's too late

いや〜〜神なの?神様なんか?櫻井くんって??

shadowなののところのシャウト絶対猪狩さん上手い。自信を持って上手いと言えます。

まだ未成年の猪狩さんにこのラップ歌わせたい。

流れる街 光集めてこれから
夢 眩(くら)ましてから 騒げReady goまわれ
寄り添うたび その鼓動 ビート戻らない
音に合わせ セオリー捨ててFreakyなフレーズ

ここで気付き始めたんだけど大野くんと作ちゃんの声質似てる?歌い方かな?大野くんパート大体作ちゃんに歌わせてる気がする。

Bメロのメロディが結構好きで本家の振りもめちゃくちゃいいからやってほしい〜〜

 

 

ということでやってみたらめちゃくちゃやって欲しい曲あって止まらないのでとりあえずはここまでにしてそのうちパート2でもやろうと思います。

まだ2010年までしか曲見れてないしライブのセトリ入りした曲しかできてないから絶対まだまだ出てくるはず〜〜(嵐兄さんはカップリングがまじで神だからそこを深掘りしてると多分一年終わる)

HiHiJetsもっと嵐兄さんの曲やって〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

(ただHiHiJetsのオリ曲が多いからサマパラでも思ったけどもうオリ曲だけでライブ一本できるのでは?多分まだテレビとかで出してない曲もあるだろうし無限の可能性秘め過ぎてて怖〜〜HiHiJets怖〜〜〜〜)

 

 

 

【Klaxon/猪狩蒼弥】深読み

 

 

 

この内容は全てわたしの解釈であり猪狩本人の思考とは全くの別物としてご覧頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

チルアウトというのはスローテンポで落ち着いた音楽のジャンルのことを指す。

ダンスによって火照った体を休めるために作られゆったりとした明るい曲調が特徴である。

それを大前提として話を進めていく。

 

 

 

 

【Klaxon】

 

この曲の曲名であるが日本語で訳せば警笛の事である。

自分の存在を他のものに知らせる警告音。

イメージとしては決して良いものではない。

歌詞を読み進めていくと感じるがこの段階ではあまりプラスのものではない。

 

 

 

歌詞に関しては本人同様誰かがまとめてるくれているのをチェックしてほしい。歌詞を知っているていで早速解釈をしていく。

 

 

 

 

頭のまるで夢から出てきたような感覚の部分。

フワフワしているような夢と現実の間であるような表現を続くから感じることができる。

その後のlike a lighter

そして一輪の花に静かにFire

この2つを重ねることで煙草を思わせるような表現を作り出す。

煙草にはストレスを軽減させるといった効果があるが気持ちを落ち着かせなくてはいけないことでもしてしまったのだろうか。

 

Highwayみたく流れるMyLife

高速の様に早く過ぎてしまう日々の中で恐らく答えが定まらないまま生活してしまっているのだろう。

そしてここで登場する金魚

金魚は縁起がいいものとされており幸運を呼ぶともされている。

 

少し話を戻すが先ほどのFire金魚

共通するのが赤いものであるということ。

赤は危険を連想させる性質があり警告色として知られているのは言うまでもない。

つまりここで使われる金魚がもたらす効果としては後者の警告の方が当てはまると言える。

 

ピントをずらしぼかすの部分では現実から目を逸らしている。

そして星が流れ=流れ星と捉えるとすると流れ星は星屑でできているとされあまり良い印象としては受け取れない。

 

 

 

ここまでで猪狩が書く詞としては珍しくマイナスでありネガティブなものであると感じられる。

 

 

 

孤独が怖くて失うHOME

失いたくなく言えないNo

思っていても口にしてしまえばきっと自分の居場所がなくなってしまうからなかなか言えない葛藤を思わせる。

それによって望んでなかった虚像、つまり自分が描いていたものとは違う現実に悩むことになるのである。

hypeには詐欺や騙すといった意味がある。

また俗語(日常会話に用いる言葉)としては麻薬常用者(=hypodermicの略)という意味も持つらしい。

 

ここまでが夜中であり次の歌詞からは翌日であるとみられる。

 

 

帰り道の話だろうか。

先程孤独が怖いと言ってたのにもかかわらず一人きりの帰路

孤独は嫌なのに一人で居ることに若干の矛盾を感じる。

HEROという言葉には英雄、主人公といったプラスの意味が込められ昨日の自分と比べて少なくとも良いものになっていると捉えられる。

ここで自分を棚に上げているのではないかと感じられる。

一度自分は間違ってないと言い聞かせることで自分を落ち着かせ平常心を保っているようにもみえる。

 

しかし火のないところに煙が立つ日々で再び警告色が登場しその後の大火事火事でそれを強く印象付け話が展開していく。

真実であるか分からないことが独り歩きし噂が伝わり対岸の火事、他人事であるが為に勝手に盛られた話は大火事になっていくのである。

 

捨てちまった匙

『匙を投げる』という言葉を言い換えたのであるとすれば諦めたという意味を持たせることができる。

その時点で自分はとっくに噂が広まることに対して諦めがついている様に捉えられる。

 

指切りには約束するという意味が込められる。

しかしその後の飲む針

針を飲むという行為にはそれを裏切ったという意味が込められるとすると途中他人から裏切られているのではないだろうか。

 

壁打ちは一人でするものとされているが他にも答えは求めずただ話を聞いてほしいという意味もあり一人で苦しんでいる様子が見られる。

また誰かの掌で踊るの部分では他人の思い通りに動かされているのではないかと自分すら信じられずにいる様子も伺える。

 

ここで一度他人目線の離れて見てれば苦難は簡単という詞が入るのだが側から見れば答えはすごく簡単なのにプライドのせいで空回りしていること思わせる。

恐らく冒頭の歌詞であった様に他人の目を気にして自分の思いを口に出来なかったことを引きずっているのだろう。

 

言い訳には自分を正当化する為に事情を説明することという意味が、本音には本当のことや真実という意味がある。

言い訳する時は良い内容であるとは言えない為、嘘と本音として対比されていると言える。

つまり嘘と本音は紙一重である。

 

他人には簡単だと思われているものでも自分はそんな安いものになってたまるかというまだ捨てきれないプライドが見られる。

ここで見られるのは自分と他人のギャップである。

 

 

 

Siren Klaxon

言葉は違うが意味は曲名のKlaxonと同様警笛である。

落ち着いた様に見られたがまたここで警告色が使われている。

Midnight、つまり深夜。再び夜中の話である。

一日経って治った様に見えたがそれは自己解決であり結局現実的には変わらなかったことに気付きまた焦り始める自分。

 

掻き消し結果掴めない実態

振り返れば消せない失敗

やり直せるならもう一回

続くこの詞が後悔を感じさせる。

 

Silent=無音

Station=停車場

ここでやっと自分の動きを止めるのである。

ここまで何度も何度も警笛が鳴っていたにも関わらず止まらなかった自分を見つめ直す。

 

理想は自分が考える中で最も完全なものであるがFashion、つまり見た目や表面上のものである。

 

そしてアクセル踏んでから鳴らすKlaxon

警笛は先に鳴らすものであるがこの語列では物事が始まってから警笛が鳴っている様に受け取れる。

自分は手遅れであることを理解しここで開き直るのである。

 

 

 

ここまでで起承転結の起・承・転まで進んできた。

『起』では何かをやらかし、『承』では他人の目を気にするが自己解決し一度落ち着いたと見せ、『転』でやはり不安を感じ自分の過ちに気付く。

さてここからがクライマックスである『結』である。

 

 

 

開き直ることができた自分はやってしまったことに対してある程度諦めがついたことによって少し気持ちが楽になる。

ここで急に詞に使われる言葉が優しくなっている。

 

昨日に戻って変える未来

明日の悩みが消えてくGood Day

痛みの行く先自分次第

正直になってつける白黒

やってしまったことを受け入れることで悩んでいた時とは違うことを感じさせる。

結局自分次第で明日(未来)は変わるのである。

 

またここで朝日が使われているが先ほどまで使われていた警告色である赤とは違い優しく包み込む様な温かみの赤を想像させやっと穏やかな自分に戻る。

 

巨像と蟻

本当は巨象とアリという言葉で使われ大差があることを指すが上手く言い換えられている。また途中にある望んでなかった虚像と掛けてあるのも上手い。

 

遮る全てというのは恐らく周りの目やプライドの高い自分などここまで出てきた全てのマイナス要素を指すと思われる。

その全てのものにKlaxonを鳴らし次への一歩を踏み出したのではないだろうか。

 

 

(しかし正直なところ最後の演出と解釈が一致しないのが気になる。初日二公演しか観れていない為なんとも言えないがフードを被って終わることに前向きな要素を感じられない。結局腐って終わってしまったような気もする。)

 

 

【Klaxon】

 

冒頭の説明では警笛のことであると説明した。

実はKlaxonという単語自体和製英語(日本で生まれた英語)であることをご存知だろうか。

また海外では何かを応援するときや感謝を伝える為の行為でもあるとされその文化は日本でも少しずつ浸透してきている。

偶然であるかもしれないが一つの言葉に二つの意味を持たせているのは凄いことである。

 

 

 

 

 

ここからは少し余談であるが演出で使われていたトランプについて話したい。

 

猪狩は毎回細かなところまで演出に力を入れる為、ひとつひとつのものに意味があるのではないかと思いトランプについて少し調べてみることにした。

すると次のような面白い記事を見つけた。

 

トランプには赤と黒2種類の色があるが

赤=昼、黒=夜

を表すとされている。

また、

クラブ=春、ダイヤ=夏、ハート=秋、スペード=冬

を指し、それぞれ13枚ずつ計52枚になる。

一年間は52週間である。

また1〜13を足すと91になり91×4(組)=364日。

364+ジョーカー1枚=365(日)。

(エキストラジョーカーを足すと366(日)になり閏年)

 

このように偶然であると言われているがトランプには一年を表す意味がある。

今回自分がした解釈が日常生活の中で起こりうることであった為、少し繋がるものを感じた。

 

またトランプという単語も和製英語でありTrumpを和訳すると『切り札』という意味になるらしい。

 

 

 

 

最後の切り札

最後の警告。

 

 

 

 

ここまでまとまりがない勝手な解釈になってしまったが本人の口から詞についての解説がない。

去年のFenceについてはテーマでさえもちゃんと触れられてない。

だからこそ猪狩のラップは面白い。

正解がないからこそ何度でも解釈し自分なりの意味を見出すことができる。

ラップに限らず振付、構成、プロデュースするもの全てがまだ全然噛み砕けないから面白い。

 

 

 

2020夏。

今年も猪狩には敵わなかった。